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2019.4.30
ARABAKI ROCK FEST.19が終了しました。
初日は雨が降る中、気温も一ケタでかなり冷え込みましたが、2日は前日までの冷え込みがうそのように晴れ渡り、蔵王の山々から吹く風と相まってとても過ごしやすい気温となりました。
FUTABA DARUMAブースでは、昨年に引き続き缶バッジ作りワークショップとFUTABA DARUMA CHOCHINの展示を行いました。
缶バッジワークショップでは昨年以上の方に参加頂き、前回も参加頂いた双葉高校出身の方やご家族、ワークショップを通じて双葉町を知ったという方にも何度も足を運んで頂きました。
また提灯の前ではたくさんの方が記念撮影をしていましたが、スマホやカメラをお借りして撮影のお手伝いもさせて頂きました。
これはアドリブのサービスではありましたが、お客様には大変好評で瞬く間に撮影待ちの行列ができるほどでした。
私としても、震災の影響で町に入れず家々が取り壊され故郷の風景が様変わりしていく中で〝写真〟の大切さを身を以て感じていたところでしたし、せっかくなら全員揃った写真が残せた方が素敵な思い出になると思ったのでそのお手伝いができたことは嬉しいことでもありました。
ワークショップや提灯の撮影を通して様々な方とお話できたのですが、関西など遠方からのお客様はもちろん東北や福島県内の方でも双葉町のことを知らないという方がいらっしゃったことで、私たちの活動の小ささを思い知ると同時に「知ってもらうこと」の重要性を痛感できたことはある意味〝収穫〟でもありました。
「町に来てください」という観光誘致の前段階として、双葉という町があるということを知ってもらう。
現時点ではその町には入ることができないという事実と併せて以前の町の美しさや素晴らしさを伝えていく。
地道なことで、すぐに効果が表れるような簡単なことではありませんが、アラバキでの活動がきっかけでいつか双葉に来て貰えるようになれればいいなと思います。
そんな未来を想像しながら、私たちはFUTABA DARUMAを通じて町のことを発信していきます。
ARABAKI ROCK FEST.19、そしてFUTABA DARUMAブースにお越し頂いた皆様、ありがとうございました。