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WONDERFUL HOMETOWN FUTABA
双葉町は東に太平洋、西に阿武隈山系をのぞむ、海と山にいだかれた豊かな自然を誇る町です。福島県浜通り地方のほぼ中央にあたり、双葉郡の北東部に位置しています。
JR常磐線と国道6 号線が平行しながら町の中心部を南北に縦断し、南は大熊町、北は浪江町に接しています。また、国道288 号線で、県の中央部である郡山市と結ばれています。比較的温暖な気候が特徴で、東北地方にありながら冬は積雪が少なく、とても住みやすい自然環境に恵まれています。
2011 年3 月11 日に発生した東日本大震災により福島第一原子力発電所において爆発事故が発生し、役場機能を埼玉県加須市へ避難・移転しました。その後、平成25年6月に役場機能を福島県いわき市へ再移転。双葉町は帰還困難区域と避難指示解除準備区域に指定され、町民の避難生活は長く続くこととなりました。
2022 年8 月30 日に帰還困難区域の一部の避難指示が解除され、発災から11 年目にして住民の帰還が始まりました。
巨大地震と大津波、原発事故による複合災害から、双葉町を復興・再興していく道は険しく、長い年月がかかるものと見込まれます。今後、「双葉町復興まちづくり計画」に基づき、町民が生活再建を果たし、美しいふるさと・双葉町を取り戻していかなければなりません。
TOURISM
双葉町ダルマ市
双葉町で永く続く伝統行事。
縁起物の「双葉ダルマ」は年間を通じてこの時だけ販売され、多くの人が買い求めます。また、沢山の露天が並び、町の中心に置かれた巨大ダルマを南北でわかれた町民が引き合う「巨大ダルマ引き合戦」や商売繁盛を願い町を練り歩く「ダルマ神輿」、「奉納神楽」など様々な催しが各所で行われます。
震災以降は、町民有志の「夢ふたば人」の手によって復活を遂げ、仮設住宅、復興住宅で開催されてきましたが、2022 年8 月の避難指示解除移行は双葉駅前に場所を移して開催されています。
開催日: 1 月第一週目の土日 ※開催年によって変動あり
双葉町産業交流センター(F-BICC)
双葉町産業交流センター(英称:Futaba Business Incubation and Community Center)は、町内で最も早く避難指示が解除された中野地区に2020 年10 月にオープンしました。双葉町の復興をけん引する中野地区の中核施設で、貸会議室や貸事務所のほか、フードコートやレストラン、土産物店等の商業施設が入る複合施設です。
町民の方々をはじめ、東日本大震災・原子力災害伝承館や福島県復興祈念公園等の周辺地域へ来訪される方、町内に立地する企業関係者の方の幅広い方々が交流する拠点となり、新たな価値を生み出していく場所を目指しています。
双葉海水浴場
環境省による快水浴場百選、日本の水浴場55選、日本の水浴場88選に選ばれている海水浴場。
毎年8月にはサマーチャレンジinふたばが開かれ、沢山の来場者で賑わいを見せます。
※一部を除き立ち入り禁止
清戸迫横穴
7世紀前半に築造されたと考えられている清戸迫横穴墓群の一つで、玄室の奥壁に赤色顔料で[渦巻文]うずまきもん]を中心に冠または帽子をかぶった人物2人を配し、その左右に小さく乗馬の人物、弓を射る人、鹿、犬等の動物が描かれています。
※双葉町立南小学校敷地内にて保存
前田の大杉
樹齢およそ1,000年、木の高さ23.5mで、前田の稲荷神社境内(いなりじんじゃけいだい)にある浜通り一の巨大なスギです。ご神木として養老6年(722年)に植えられたといわれており、福島県緑の文化財に登録されています。
双葉ばら園
約6万平方メートルという広大な敷地を誇るバラ園で、数百種類のバラが約7,000株植えられています。春バラ、夏バラ、秋バラがあるため、長い期間花を楽しめるのも特徴です。
カフェテラスも設置されており、バラを眺めながら親子でお茶や昼食を楽しめます。
※現在閉園中